版画工房

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2011年 02月 15日

新たな魅力

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版画工房を立ち上げたのは
とにかく版画の裾野を広げたかったからです。
特に、版画家以外のアーティストの方に
版画の可能性を実感して欲しいと思いました。
版画は絵画の複製くらいに思っておられる方がまだまだ多いのです。
版画は一つの独立した表現メディアです。
そこには版画にしかできない表現があります。
実際に版画制作を体験すると
絵画制作とは全く違ったアプローチの必要性を感じるはずです。
単に複数制の問題だけでは片付けられない版画の必然性があります。
70年代に多くの現代美術の作家たちが版画を出発点に
美術界に登場したり、版画を通して表現の幅を広げた事実があります。
版画の魅力は作家の感性やコンセプトを整理させ
表現にプロセスという、数式を導き出させます。
版画という必然性を獲得した時
作家の新たな魅力が必ず見出されます。


■写真はパリのボー版画工房
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by hangakobo | 2011-02-15 17:19 | Comments(2)
Commented by nobukoueda at 2011-02-17 13:16
日本では版画家以外の人が版画をやると、いったいあなたは何をやりたいの?といわれそうです。表現したいことは同じようなことですが、もちろん版画でしかできないこともたくさんありますが、表現したいことはそのとき自分がすごいと思ったことを版画なら版画でしかできないことで表現します。もちろんその道一筋にやっている方には技術的なこともいろいろかないませんし、教えていただくこともいっぱいです。
 版画の魅力・・・作家の感性やコンセプトを整理というところ
同感です。版画の方がそういってくださりすすめていただくことはとてもうれしいです。視覚障害の方とのドライポイントのコラボは思いもかけずの連発で新しい発見でした。
 版画工房の魅力も絵描きと彫刻家の工房の間のようでとてもも魅力的ですね。
Commented by hangakobo at 2011-02-17 22:54
まだまだ版画はマイナーなようです。本画があって版画があると言うようなイメージを持つ人がまだまだいるんです。ワタクシの周りにはおりませんけど(笑)。


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