版画工房

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2011年 02月 21日

アメリカの版画工房

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1960年代から70年代に活躍したアメリカの作家たちは
元来、絵画を専門に制作する作家たちでしたが、
時代の要請とともに多くの版画を作るようになりました。
その理由の一つに作品の需要が増え、
世界中の美術館が彼らの作品をコレクションするようになり、
その結果、個人コレクターが作品を容易に
手にすることが出来なくなったことがあげられます。
そこで、絵画と同じレベルを保ち複数芸術ゆえに
価格がある程度抑えられる版画製作が
盛んに行われるようになって行くのです。
ほとんどの作品は絵画の持つ力強さに匹敵するものとして
サイズも大型化して行きました。
「ULAE」「タマリンド」「ジェミナイ」「タイラー・グラフィックス」と言った
大がかりな版画工房が時代を切り開いて行きました。
版画工房の重要性が認められてきた時代です。
なかでもジャスパージョーンズやラウシェンバーグなどの
作り出した傑作の数々は工房の助言と技術提供があったから
生み出されたものでしょう。


■FUJITA GRAPHICS IKENOHATA STUDIOのスナップ
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by hangakobo | 2011-02-21 20:36 | Comments(0)


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